WBC日本代表侍ジャパンにどうして外人が入っているの?ヌートバー選手はハーフだった!

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WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開幕し、今話題となっています。

アメリカのメジャーリーグで大活躍している、エンゼルス所属の大谷翔平選手も日本代表として出場しているため、例年以上の盛り上がりを見せています。

さて、日本代表である侍ジャパンのメンバーに、アメリカのメジャーリーグで活躍しているカージナルス所属のラース・ヌートバーというアメリカ人の選手がいます。

アメリカ人なのに、どうして日本代表に選ばれているのでしょうか?

WBC日本代表にヌートバー選手が選ばれた理由

 

それは、WBCには、『選手本人の父親か母親のどちらかが日本人であれば、日本代表として登録できる』という規則があり、ヌートバー選手は、父親がアメリカ人で、母親が日本人なので、日本代表に選ぶことが出来たのです。

ヌートバー選手は、日ごろから、白米・お味噌汁・納豆などの日本食が食べられる人だそうで、今回のWBC日本代表のオファーに快諾し、「日本の優勝のためには何でもする」と公言されているので、とても心強いですね。

ヌートバー選手のメジャーでの成績や活躍ぶりは?

 

ヌートバーのメジャーでの成績及びスタメン時の守備と打順(昨年)

 

打率 .228
本塁打 14本
打点 40
守備 (主に)ライト
打順 1番

 

とびぬけて優秀と言うわけではありませんが、メジャーではまずまずの成績。

でも、ヌートバーは急成長していて、次期からトップクラスに入ると噂されている選手ですので、活躍は大いに期待できると言えます。

ヌートバー選手の愛称はどうして「たっちゃん」?

 

ヌートバー選手の日本名は、『 榎田 達治(えのきだ たつじ)』といいます。

だから「たっちゃん」と呼ばれています。

この榎田達治と言う名前は、ヌートバーの日本人の母方のお爺さん(母親の父)の名前にちなんでつけられました。(お爺さんの名前=榎田達治)

ヌートバー選手は、WBC日本代表のたった1人の外国人選手なので、『たっちゃんTシャツ』を日本代表メンバーみんなで着て、ヌートバー大歓迎の意を表しました。

同じ野球を愛する者同士、あっという間に日本代表メンバーに溶け込んで、今はとっても仲良くなりましたよね。

ペッパーミルのポーズはどういう意味?

 

ヌートバーや大谷翔平選手が安打を打った時、両手でゲンコツを握って重ねて回す動作をしています。

あれはペッパーミル(コショウの実を粉にして振りかける調理器具)を使っているときのポーズなのですが、このポーズは、ヌートバーがメジャーリーグで試合をしているときに使っているパフォーマンスで、これには3つの意味があります。

 

1.ペッパーミルパフォーマンスの意味「打席を回せ回せ」

 

ヒットを打った時、「止まるな!もっともっと打席を回してずっとずっと打ち続けろ」と言う意味で、ペッパーミルを回す動作をしています。

打席を回す=ペッパーミルを回す

という、同じ「回す」と言う言葉に引っ掛けているのですね。

 

2.ペッパーミルパフォーマンスの意味「コツコツ粘り抜こう」

 

ヌートバー選手が所属する『カージナルス』が、2022年夏シーズンに不調を迎えたとき、キズナー捕手が「We are grinding.」(コツコツ粘り抜こう)と呼びかけたそうです。

そして「grind」にはコショウなどを「挽く」という意味もあるため、コショウを挽くパフォーマンスが『カージナルス』のチーム内で広がったという説。

 

3.ペッパーミルパフォーマンスの意味「身を粉にして働こう」

 

2018年に大リーグ『メッツ』のチームメイトたちが、チームの団結力を高めるために、ルーベン・アマロJr.一塁コーチが発案し広がったという説。

「grind」を「身を粉にして働く」と言う意味があるため、「チームのために身を粉にして働く」という意味でペッパーミルパフォーマンスを行うようになりました。

 

今回のWBC日本代表侍ジャパンでチームの団結力を高めるために何か共通のパフォーマンスをしようとヌートバーが大谷翔平選手に相談した時、大谷選手が「最初にやったパフォーマンスを皆でやっていこう」と提案


その後、ヌートバー選手がヒットで塁に出た時、最初にヌートバー選手がペッパーミルパフォーマンスをすると、続いて大谷選手も塁に出た時、ペッパーミルパフォーマンスをしたので、それがチーム全体に広がっていきました。

 

ペッパーミル


https://a.r10.to/hNTL8C

 

ペッパーミルポーズが人気になり、ペッパーミルのハンドタオルがミズノから発売されました。

 

まだ、球場でしか販売されていませんが、その内にネットでも販売されると思われます。

 

WBC日本代表侍ジャパンにヌートバー以外の外国人選手がいるよ!?

 

WBCの試合観戦中に、「日本代表侍ジャパンにヌートバー以外に外国人選手がいるよ!?」と思った人が多いのではないでしょうか。

そうです、宇田川優希という、ちょっと日本人離れした顔つきのリリーフピッチャーがいるのですが、こちらの選手もハーフで、父親が日本人、母親がフィリピン人です。

 

宇田川優希選手は、オリックスのピッチャー。

宇田川選手の場合は、国籍が日本人で外国人ではないため、他の日本人選手と同様、日本人選手として登録されていることになります。

WBCでは完璧な抑えを披露していますね。とても優秀なリリーフです。

本当に心強いですね。

 

 

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